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アロンソに敬服する一方 ホンダを心底軽蔑する



アロンソの親日、武士道傾倒はよく知られたところですが。そうはいってもこのアロンソの達観ぶりには、いくら彼が途方もない報酬を得ているからとはいっても、ある程度の敬服さえおぼえます。この一方でホンダに対しては、他ならぬホンダユーザの私でさえも落胆と軽蔑の極みです。

「成績が悪かっただけ」ならば全く問題でありません。2007年ごろにも浅はかな車両設計で成績がボロボロだった時期がありましたが、あの当時とて、こんな言及をしたことはありません。

ここでの、落胆や軽蔑の対象は。ホンダの、プロジェクトに対する浅はかな姿勢、油断と傲慢、そしてプロジェクト責任者の妄言と高慢。

さらに致命的であることにはホンダという企業が、

 およそプロジェクトマネージャにほど遠い
 もちろん紳士とはかけ離れ社会人にさえ全く足りない傲慢下劣な人物

を、シーズンを通して放置、責任者に据え続け、妄言を繰り返させたこと。

あれほど醜悪な言動を「ホンダのような巨大ビジネスで社会的影響力の大きな企業のマネジメント」が見て見ぬふりを決め込んだということであり、そして、あれほど醜悪で思考の愚かさをまるだしにする人物を巨大投資のトップに据えてさらに放置するほど無能ということです。

これを、F1という世界規模で衆目を集める場において、さらに醜態が世界中に露見した後みも何ら対応をせず、妄言を垂れ流し続けさせたと。恥の上塗りどころではなくて、恥の露出狂です。


もとよりホンダは、F1のようなサイドビジネスでない、それこそ事業の根幹である自動車ビジネスの中で、さらに主力商品であるフィット3やN-BOXでもエンジン制御や変速機の制御でリコールを繰り返したような企業です。

それも、リコールの内容が尋常でなく。フィット3にあってはユーザが路上で立ち往生するような拙い制御の変速機を売り散らかした挙句、前代未聞の5度に渡るリコール。N-BOXにおいても、エンジンの中で最も強度を要するクランクシャフトさえ寿命を縮めるようなリコール。さらには二輪事業でまでも。二輪でありながら170万円ほどもする最高級モデルで、よりによってドライブシャフトのリコール。

ホンダは、主力事業主力商品や戦略的高級商品において、乗り物が動くための根幹部品で根源的なリコールを再三繰り返しています。ええ、ホンダが一部商品のみならず企業全体でどれほど傲慢でナルシストで、技術も経営も論外であるかと言うものですが。こんな技術も経営も論外なホンダに、F1が務まるわけがないといえそれまでですがね。ホンダジェットも先々いったいどうなることやらですよ。


話はF1に戻って。マクラーレン・ホンダは、先日の最終戦の本レースの最中に予選シミュレーションを実施しました。この時のタイムは予選トップから4秒遅れ。如何にレース中のテストとはいえ、1周のタイムアタックのために直前の2周でタイムを大幅に落としておいてそれでいて予選トップから4秒遅れ。これがシーズン最後の、悪あがきの結果です。


はい、ホンダがF1のハイブリッドシステムに関し、致命的と表現するには全くなまぬるいほど傲慢に浅はかであったことは太陽が東からのぼるよりも明らかですが。にもかかわらずホンダは、シーズンを通して甘すぎるもエスパーな見通しを豪語し、嘲笑と顰蹙を買い続けるという、とてつもない背任行為を繰り返しました。


それでいて、アロンソのこの達観ぶり。

いえ、アロンソとてブチキレたのは何度もありましたね。日本GPでは、ホンダのF1エンジンを格下のカテゴリーのエンジンだとライブの無線で言ってのけ、先日のアブダビにおいても「セーフティカーが出ない展開ならば、自分はリタイアしようか。」と半ば白旗を上げました。

そりゃあそうです、直線で他車より20km/hも30km/hも遅いのですから。


ホンダの浅はかさ、傲慢さ、そして反省をしない上に傲慢を繰り返すハダカの王様、厚顔無恥のヤクザぶりは心底軽蔑します。


もう一度書きますが、私はホンダユーザですので。いえ、私のみならず家族や親類の何人かもホンダユーザです。だからといって個人的にクルマに妄執は一切ありませんので、かわいさ余って憎さ何とかなストーカーの逆恨みでは決してありません。ここでは、

 従来ホンダに対して何ら否定的な見方をしておらず、
 ホンダの競合他社のステークホルダでもなく
 むしろホンダを使うぐらい好意的な人間

でさえも、ホンダのおそろしい傲慢さには反吐が出る、という話です。


そう、こんなホンダの傲慢ぶりを見て見ぬふりな、日本の自動車メディアやギョーカイジン、ネットメディアの醜悪ぶりにもほとほと呆れ果てますが。





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